2012年度 理事長所信
2012年度 社団法人科野青年会議所
理事長所信
理事長 武田
敏光
2011年3月11日に発生した東日本大震災。
かつて経験したことのない大震災は、地震による津波が被害を増大させ想定外の原発事故により、「日本国」は瀕死の状況に追い込まれました。日本は今、歴史的な大きな岐路に立っているのではないでしょうか。
【はじめに】
東日本大震災は、リーマンショックからの経済回復の兆しが見えない日本に対して、非情とも思える甚大な被害を与えました。これにより現在の日本経済は、政治不安や少子高齢化問題、尾を引く原発問題に円の高騰、更には復興債務の金融危機が加わり、まさに“混沌の時代”が深まった形となりました。
私はこんな時代を乗り越えるには、今までにない「新しい」考え方や行動が大切であると思っています。変革の時期であることをJAYCEEが心底認識し、「責任と自覚」を持って、リーダーシップを発揮し行動していける場面であると私は考えています。
一方、震災後の日本人の行動はどうでしたか?モラルに欠けた利己主義的な行動でしたでしょうか?もし海外でこのような災害が発生すれば当然のように暴動や略奪が起きたかも知れません。
海外からも評価された日本人の規律の良さ、道徳心、思いやる心、それは忘れかけていた「日本の心=和の心」の素晴らしさを私たちに気づかせてくれました。
2012年の社団法人科野青年会議所は、そんな「和の心」を忘れずに、「新しい」時代を意識した考えと行動をもって、積極的に活動していく所存です。
【新しい科野の体制と個人の成長】
私たち、社団法人科野青年会議所は2011年度に経験豊富な11名の卒業生を送り出しました。
2012年度は期首人数20名でのスタートとなり、半数以上が入会3年未満の会員となります。まさに、当LOMは変革期を迎え、「新しい科野の体制」を創造していかなくてはいけません。その為には、入会浅いメンバーに様々な機会や出会いを経験して頂く中で、楽しさや達成感、充実感などを自分自身で見つけ出し、青年会議所でしか得られないものを体感して頂きたいと思います。そして、「心の体力」を創り、「人源力」を磨き、これからの「自分の魅力」にして頂きたいと思います。更にそれが、「新しい風」となって、LOMに吹いて欲しいです。
If you
can’t fly then run, if you can’t run then walk, if
you can’t walk then crawl,
but whatever you do you have to keep moving forward.
Martin
Luther King Jr.
〜
もし飛べないのなら、走りなさい。
走れないのなら、歩きなさい。
歩けないのなら、這っていきなさい。
マーティン・ルーサー・キング・Jr(牧師) 〜
あらゆる手段を使って、目標を達成できることを考えよう。
本気で達成したいと思えば、出来る方法は一つと限らない。
出来ない理由を述べるのでなく、他に何が出来るのかを考えよう。
この考えが大切だと思います。
【新しい次世代のひとまちづくり】
小学生の育成から地域の経済効果を考慮した継続事業である“ちびっこ選抜ハンドボール大会”は、小学生を対象とした大会で、年々県外選抜チームの参加が増えてきました。昨年の女子サッカーW杯優勝のように決して競技人口が多いスポーツではないですが、地域の特長といえるスポーツであり、特色を生かした地域事業として継続していきます。更なる千曲市の発展のためにはこれだけで満足しているわけにはいきません。「新しい考えや行動」のもと、「新しいひとづくり」の為、魅力的な青少年開発事業を創造していきたいと思います。
また、私たちの「郷土愛とは何なのか?」を考えて見ましょう。「このまちに魅力を感じ、このまちを愛していますか?」この問いかけに、何人の人が「はい」と答えてくれるでしょうか?一人でも多くの人にそう思って頂けるように、私たちは今まである自然・文化財・景観・行事等の魅力をより引き出す運動・行動をします。「新しいまちづくり」の為、魅力的な社会開発事業を創造し、誰もが愛してやまない「まち」を創っていきたいと思います。
【新しい魅力の伝播】
全国の会員数の減少が叫ばれている中、当LOMの会員数も減少傾向にあります。
「何故会員が増えないのでしょう・・・?」
景気の低迷?JCの悪いイメージ?若者の志の低下?様々な要因が考えられますが、その中でも、私たちの活動が知られていない、私たちの存在すら知らない人もいる、多くの市民の皆様に私たちの情報が発信できていないのでは?と、今までの活動を通して痛感しました。どれだけ地域に根ざした活動をしていても、この地域の皆様の理解がなければ私たちの活動の幅は拡がりません。これまでも、ケーブルTV等で情報の発信をしてきましたが、より多くの情報の伝達にはホームページの活用は必要不可欠だと考えます。「新しい情報の発信」と並行して、私たちの運動・活動の周知に力を注ぎたいと思います。
【おわりに】
社団法人科野青年会議所は諸先輩方の努力のお陰で、43期を迎えることができました。
くり返しになりますが、今の日本も私たちも変革期を迎えています。先人達が築き上げてきた歴史を継承しつつ、柔軟な「新しい考え方や行動」を付加し、「変わらないために変わる」ことをプリンシプルとして「新しい風」を吹かしていきたいと思います。
私たちがこのような大切な仲間と出会えた縁を大切にし、お互いを認め、信じ、尊重し合い、「想い」と「夢」を持って共に進んで行きましょう。JCが私たちに何かを与えてくれるのではなく、自分達の手で何かを得て欲しいと思います。
最後になりますが、皆様のご理解、ご協力なくして私たちの活動の成功は有り得ません。
より一層のお力添え賜りますよう、宜しくお願い致します。